![利昭のモノづくり](http://www.risyo-v.co.jp/risyo_wp/wp-content/themes/vanilla/img/interview/img01.png)
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全くの未経験からスタートしたバルブ・メンテナンス。
教えを乞いに、卒業した高校に何度も通いました。
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バルブも全く扱ったことがないから何とかしな…と思って、卒業した高校に行って、恩師に「教えてくれ~」って何度も頼み込んだんです。「専門ちゃうから」って断られても、しつこく通って(笑)そのうち一緒に考えてもらうようになってね。学生が作った試作機も格安で譲ってもらって、少しずつものが作れる環境を整えていったんです。
メンテナンス業というのも勉強になりました。整備作業を通して、他社製品の長所、短所を目の当たりにすることで刺激を受けるのは多かったですね。何からでも、とにかく技術を磨くことを最優先にしてきました。その原動力になったのは「お客様のご不便をなんとか解消してあげたい」という思いでしたね。
お客様に真摯に向き合ってきた企業姿勢が
今、大きな花を咲かせる「種」になりました。
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そのお客様から後々「こんなん、でけへんか?」と自動弁の開発・製造のオファーがあって。やれるかどうかなんて考える暇もなく「やります!」って受けました。「何か特殊なことをせなあかん」と思ってた矢先だったから、二つ返事で。結局、何日も徹夜してすごい時間かかりましたけど。父親の知り合いだった技術屋さんに教えを乞うため横浜まで通ったり、いろんな人に助けてもらいながらね。大変でしたけど、これが自動弁を扱う足がかりになって、当社のバルブ作りと方向性が定まってきたんです。
利昭工業の「利」は「便利屋」の「利」。
これからもずっと、お客様の「困った」に寄り添いたい。
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仕事は、よっぽどでない限り断りません。整備してうまく運転できたら「次も頼むわ」「ウチのバルブ全部面倒みてよ」って言われます。お客様にしたら、1社がまとめて管理してくれるほうが便利ですからね。
利昭工業の「利」ってね、便利屋の「利」なんです。「みんなで力を合わせて便利屋のごとくお客様に使っていただこう」という思いが込められてます。だから僕も、仕事を続ける限り「便利屋」に徹したい。お客様が困ってはる問題を解消できる製品を作りたいし、メンテナンスでなんとかしてあげたい。それが結果として利益につながればいいな、と。
自社ブランドといっても、当社では何もないところから自己満足的に全く新しい製品を作ることはしません。つねにお客様の思いがベースにあります。いつもお客様が必要としているものを優先したい。それが今も昔も変わらない、利昭工業の信念だと思っています。