ニードル弁の選定
- 投稿日:2017年05月20日
ニードル弁とは、流量調節に適した弁体形状をしているバルブのことを表します。
玉形弁やアングル弁でも、一応おおまかな流量調節が可能なのですが、
バルブにとって過酷といわれる条件下(微開、流速・弁前後差圧大など)で使用し続けますと
バルブの要である弁座(シート)部の損傷でバルブの閉止機能が損なわれたり、
振動などにより操作力を伝達する弁棒の折損でバルブが操作不能に陥ったりします。
もし運転中に、このようなトラブルが発生してしまいますと、
プラントの緊急停止に至ってしまう恐れも考えられますので、
ニードル弁の選定にはできるだけ配慮を行うのが良いと思います。
詳細の選定を行うために、以下の条件を確認下さい。
・流体名称
・流体性状(状態[液・気]、必要に応じ粘度、比重など)
・使用目的(流量調節や圧力調節など)
・弁入口圧力(常用最小、常用最大など)
・弁出口圧力(常用最小、常用最大など)
・弁形状(ストレート、アングル)
・その他必要事項(流れ方向指定、開度指示、開度ロック機構など)
我が社では、特にボイラ廻りの各種ニードル弁実績が豊富にありますので、
条件を教えて頂ければ、個別仕様に適したバルブをご提案させていただきます。
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管理人K